人間国宝 2024 加藤卓男 黒織部茶碗 共箱 共布 栞

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カテゴリアンティーク、コレクション工芸品陶芸日本の陶磁美濃織部状態目立った傷や汚れなし(詳細)加藤卓男

1917年 岐阜県土岐郡市之倉村に五代加藤幸兵衛の長男として生まれる。
1935年 多治見工業学校卒業、京都国立陶磁器試験場陶芸科入学。
1944年 加茂郡八百津町の服部富久代と結婚、広島に移住。
1945年 広島にて被爆、1955年まで療養生活を送る。
1956年 日展「黒地緑彩花瓶」出品初入選。
1961年 フィンランド政府の招聘により、意匠と技術の交流のためフィンランドに留学、在欧中ペルシャ陶器研究のため、イラン国立考古博物館および各地古窯を訪ねる。
1964年 美濃陶芸協会が設立、初代会長就任。
1968年 イラン・パーレーヴィー王立大学付属アジア研究所にアッカーマン女史を訪ね、ペルシャ陶器に関する教示を受ける。
1969年 東京帝国ホテルロビー志野陶壁制作。
1973年 ペルシャ陶器研究のためイランへ二ヵ月留学、イラン国立博物館発掘調査参加。
1975年 ラスター彩の研究および美濃陶芸の指導育成の功績により中日文化賞受賞。
1978年 福田首相の中東訪問に際し、イラン国王に贈呈する「ラスター彩鶏冠壷」の制作を外務省より委嘱される
1979年 岡山県立オリエント美術館より、ラスター彩陶壁の制作を委嘱される。
1980年 イラク文化省より、イラク・バクダット大学に客員講師として招聘され、陶芸の講義および制作技術指導。日展評議委員就任。宮内庁正倉院より、正倉院三彩(奈良三彩)の復元制作を委嘱される。
1982年 中日新聞社主催「シルクロード追想平山郁夫・加藤卓男二人展」出品。
1983年 ラスター彩、青釉、三彩にて岐阜県重要無形文化財の指定を受ける。
1986年 トルコ・イスタンブールの国立トプカプ宮殿博物館「加藤卓男陶芸展」開催。
1988年 正倉院へ三彩鼓胴(磁鼓)の復元作品を納める。紫綬褒章受章。
1993年 朝日新聞社主催パリエトワール美術館「ペルシャ陶彩の道-加藤卓男展」開催。
1995年 「三彩」において国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。
2005年 87歳で逝去。

径13.1cm 高さ:8.9cm

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